お知らせ
【ナースの活動報告】
腎臓病教室
2025.9.28
腎臓病教室
「安心と快適さに加え、健康づくりと学びの場を提供する透析室」
当院の透析室では、月・水・金に午前・午後の2クール制、火・木・土に午前のみの1クール制を導入し、安心して治療を受けていただいています。
透析中の時間を有効に活用できるよう、各ベッドには1人1台のテレビを完備し、運動機能維持のための約15分間の動画視聴と運動の実施をしていただいています。
また、腎臓病教室を2か月に1回開催しており、当院の泌尿器科医師や透析室の看護師をはじめとする多数の医療スタッフが講師を務め、栄養や生活をテーマにした集団指導を行っています。治療だけではなく、学びと支えの場も提供しています。
定期検査も充実しており、血液検査は月2回、レントゲン検査は月1回、さらにABI(足関節上腕血圧比)や心電図など、必要な評価をきめ細かく実施しています。

医療安全対策検討会
看護における医療安全の目標として、患者の安全を確保すること、医療事故の防止、医療安全文化の醸成などがあげられます。それらを同じ価値観で取り組むことができ、定着するように働きかけ、患者様の安全と職員が安心して働けるようにすることが目標とし、主に以下の4つの活動を継続しています
① 危険予知トレーニング(KYT)
入院生活の中に潜む様々な危険についてスタッフ一人一人が予知し対策がとれるようにそれぞれの携帯端末を使用し結ネットアプリで訓練を行っています。
② インシデント報告
情報を共有・分析し危険を未然に防ぐことを目的としています。個人を責めるものではないことを主張し、一つでも多くの報告が上がるように働きかけています
③ 肺血栓塞栓症予防の管理
深部静脈血栓症(DVT)予防のための評価が正しく行われ、患者様が安全に療養できるように管理しています。
④ 医療安全領域の院内ラウンド
5S活動を基に院内の危険箇所の確認やシリンジポンプ及び輸液ポンプの適性使用についてラウンドし、評価したものを各部署にフィードバックしています。

